大腸カメラ検査の際には、腸内に食物の残渣などが残っている場合、粘膜がその陰に隠れてしまい、大切な病変を見落としてしまう可能性があります。そのため、事前に2Lという大量の腸管洗浄剤を飲んで、腸内を空にしておく必要があります。しかし、その服用が辛いという方のお声も耳にします。
そこで当院では、大量の下剤を飲まずに検査を行うことのできるコースを用意し、そんな方たちのお声に対応しております。

当院では、胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同日中に受けていただくことのできるコースを用意しております。大腸がんや、前がん病変である大腸ポリープは40歳過ぎから発生リスクが高まってきます。胃がんも同様に40歳を超えると発症リスクが高まってきますため、定期的に胃カメラ・大腸カメラ検査を行うことが大切です。しかし、40歳代は特に多忙な時期でもあり、検査のために2日はとても空けられないという方も多いと思います。そんな方は1日で両方の検査が完了してしまう胃カメラ・大腸カメラ同日検査がオススメです。
当院では胃カメラ検査を先に行い、その最後に十二指腸内に下剤を注入する「内視鏡的洗浄液注入法」を採用し、大量の下剤を服用しなくて済む胃カメラ・大腸カメラ同日検査が可能ですので、検査の時間が一時でも惜しいという方、下剤服用が苦手な方はいつでもご相談ください。