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夏の腹痛は冷え・感染・ストレスが原因!?

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■暑い季節にお腹が痛くなる理由と対処法
暑さが厳しい夏の季節、なんとなく胃の調子が悪い、急にお腹が痛くなった、下痢が止まらないといった不調を感じたことはありませんか?夏は胃腸のトラブルが起こりやすい時期であり、腹痛を訴える方が増える傾向にあります。そのため、夏に起こりやすい腹痛の原因や症状の特徴、日常生活で気をつけるべきポイントを正しく理解することが重要です。

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■夏に腹痛が起こりやすい理由とは?
①冷たい飲み物や食べ物の摂りすぎ
暑い日が続くと、氷の入った飲み物やアイスクリーム、冷やし中華やそうめんなどの冷たい食べ物が美味しく感じられますよね。しかし、冷たいものを摂りすぎると、胃や腸の血流が悪くなり、消化機能が低下してしまいます。その結果、胃もたれや腹痛、さらには下痢を引き起こすことがあります。特に胃腸が元々弱い方や、冷えやすい体質の方は注意が必要です。

②食中毒や感染性胃腸炎のリスクが高まる
夏は高温多湿な環境が続くため、細菌やウイルスが繁殖しやすくなります。そのため、食中毒やウイルス性の胃腸炎が増加する傾向にあります。たとえば、加熱が不十分な肉や魚、傷んだ食品を口にしたことが原因で、サルモネラ菌やカンピロバクター、大腸菌(O157など)に感染し、腹痛や下痢、嘔吐などの症状が現れることがあります。また、エンテロウイルスやアデノウイルスなどのウイルスが原因で発症することもあります。

③冷房による冷えと自律神経の乱れ
屋外では猛暑、屋内ではクーラーの効いた涼しい空間。このように気温差が大きい環境に長時間身を置いていると、自律神経が乱れてしまうことがあります。自律神経は胃腸の働きをコントロールしているため、バランスが崩れると胃腸の動きが鈍くなり、消化不良や腹痛、下痢、便秘といった症状が出やすくなります。特に、冷房の風が直接お腹に当たることで、腹部が冷えて痛みを感じることもあります。

④夏バテやストレスによる胃腸の不調
暑さや湿気が続くと、睡眠の質が下がったり、食欲が落ちたりして体調全体に悪影響を及ぼします。十分な栄養や休養がとれずにいると、胃や腸の粘膜が弱まり、腹痛やムカつき、便通の異常が生じやすくなります。また、暑さによるストレスが自律神経に影響し、それが胃腸に現れる方も少なくありません。過労や緊張、心配事など、精神的なストレスが腹痛のきっかけになることもあります。

■症状別に見る夏の腹痛の特徴
夏の腹痛には、いくつかの典型的な症状があります。
・急な腹痛と水のような下痢
食中毒やウイルス性胃腸炎によくみられる症状です。症状が急激に現れ、腹痛とともに何度も下痢が続く場合は、原因菌やウイルスに感染している可能性があります。発熱や嘔吐を伴うこともあり、脱水症状に注意が必要です。
・鈍い痛みやムカムカする感じ
冷たいものを摂りすぎたときや、夏バテによる消化不良の際に見られる症状です。市販の胃薬や温かい飲み物で改善することもありますが、症状が長引く場合は胃炎や胃潰瘍の可能性も考えられます。
・お腹の張りやゴロゴロ音
腸内にガスが溜まっていたり、腸の運動が乱れていたりする場合に見られる症状です。ストレスや自律神経の乱れ、過敏性腸症候群といった機能的な腸のトラブルが原因となることもあります。

■ご自宅でできる対処法と予防法
夏の腹痛は、ちょっとした生活習慣の見直しで予防・改善が可能です。無理せず、体にやさしい方法を取り入れてみましょう。
〇胃腸を冷やさないよう心がけましょう
冷たいものの摂りすぎは避け、なるべく常温か温かい飲み物を選びましょう。冷房の効いた部屋では、腹巻きやブランケットを使ってお腹を温めるのも効果的です。お風呂にゆっくり浸かることも、胃腸の血流改善に役立ちます。
〇食事の内容を見直しましょう
消化の良い食事を選ぶことが大切となります。おかゆやうどん、味噌汁など胃腸にやさしい料理を中心に、ビタミンやたんぱく質をしっかり摂るようにしましょう。また冷たい食事が続くと、栄養バランスが崩れやすくなるため注意が必要でとなります。
〇水分はこまめに、ただし冷たすぎないように
暑い日は汗をかきやすいため、脱水を防ぐためにも水分補給は欠かせません。ただし、一気に冷たい水を飲むと胃腸がびっくりしてしまいます。常温の水や麦茶などを、こまめに摂取するようにしましょう。
〇規則正しい生活を意識しましょう
自律神経のバランスを保つためには、早寝早起きや適度な運動も大切です。エアコンの設定温度は下げすぎないように調整し、睡眠の質を高める工夫をしてみましょう。

■こんなときは病院を受診しましょう
腹痛は比較的よくある症状ではありますが、なかには医療機関での診察が必要なケースもあります。以下のような場合は、自己判断せず、できるだけ早く受診しましょう。

・突然の激しい腹痛がある
・38度以上の発熱を伴う
・嘔吐や下痢が長時間続く
・血便や黒っぽい便が出た
・食事や水分が摂れないほど体調が悪い
・お腹が異常に張って苦しい

特に高齢者や小さなお子さまの場合は、症状が急激に進むことがあるため、早めの対応が大切となります。

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■夏の腹痛は“冷え・感染・ストレス”が原因かも
夏の腹痛は、冷たいものの摂りすぎやウイルス・細菌による感染、さらには自律神経の乱れやストレスなど、さまざまな要因が関係しています。普段の生活の中で少し意識を変えるだけで、腹痛の予防や軽減につながります。無理をせず、体調の変化には敏感に気づき、必要に応じて医療機関を受診するようにしましょう。胃腸をいたわりながら、暑い夏を元気に乗り切ってください。

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